
8月29日 午後
地響きがするほどの落雷。
近くを走る電車の音も聞こえないほどの雨。
ポンはただただブルブルしていたのであった。
犬のくせに臆病なんだなお前。そう言いながら首を撫でた。
見かねておかんは普段決して入れない家の中にポンを入れることにした。
ひょっこっひょっこと廊下を歩く様は、家の中というポンからしたら憧れであった世界なのだろう、意気揚々として見えた。
玄関横のトイレのドアノブに繋がれたポンは以外にもおとなしかった。ペットボトルをくわえながら。
なんてけな気なんだポン。さいこーだぜお前は!!
そして晴れて夜散歩にでかけた。
今となってはこんなポン馬鹿の僕も、昔は全くもって犬を飼いたいなんて思ったことはなかった。
犬の顔がそれぞれ全然違うことなんかも、気にもしたことがなかった。
柴犬に丸い眉毛があることなど微塵も目に入らなかったのだ。
理由は簡単だった。実は小学生から高校2年までに、3回も犬にかまれた。犬が怖くなっていたのだ。
一度目は、小学校の登校中の近所のミックス。
指先を遠慮なく噛み付いてくれて出血。
夕方飼い主が、ケーキを持って謝りにくるというちょっと
子供ながらにして申し訳ない始末。
二度目は、高1の夏、友達の家のこれまたミックス。
尻尾を振っていたので、近づいて撫でようと近づくと、闘志を剥き出しにした犬歯でジーパンを貫き、見事太ももをくわえて離さなかった。
それはしばらく歩けないくらいの痛みだった。
そして、その友達から、恐怖の宣告をされる。
「ああ、うちの犬、狂犬病かもしれないんだよね。」
それ危険すぎるっていうか、まずいでしょ。。
まあ大丈夫だったけど。。
3回目は、高3の春だったか、部活の友達、千種区でクリーニング屋さんやってたっけ。の家に遊びにいったとき、帰り際に家の中で飼われていたビーグルにジャーキーと間違えてるんじゃないかと言うくらい、本気で指を噛まれ。無論出血。
犬が苦手になったのは言うまでもなく。
しかしここ2年くらい前から急に柴犬に限って、異常にかわいいと思い始めた。きっかけは今となっては解らないが。
そして犬を飼うことを熱望していたそんなある日、突如、家族の知り合いの家で、もう飼えなくなってしまったのだという柴がいることが判明。
急いでいただきに行って、そこで出くわしたのが、無論ポンであった。
最初、黒柴と知らなくて、びびったもんです。
見慣れない身体で。
そこでその丸い眉毛を初めて意識した。
太古、縄文時代でもすでに人は犬を飼い、生活の中を共にしてきたといわれている。狩猟にも役立てたに違いない。
呼べば帰ってきただろう。
ちなみにポンは紐から離すと、ジャーキーがなくては帰ってこない。。。
そこがまたけな気なのだけど。
でも恐らく、松本家にかなりの癒しを与えてくれている。間違いない。
そうか気づけばしっかり共存している。
ああ後で散歩いってこよう。
散歩中は常に曲つくりのことを考えてて、フンフン言っている。どんなんが必要かとか、作りかけのメロディを反芻してみたりする。ポンがフンするポーズを見逃さないようにしながら。いつでもキャッチできるように。
今日3枚CDを買った。ラブサイケデリコのライブ音源、
WINOのベスト、宮沢和文のソロワーク。夏の中古セールで。
安くて万歳。
9月は沢山曲作る月間なので、がんばりたいね。
あと姿勢を良くする。(笑)

8月28日 昼から夜にかけてのこと
起床。うわっ、あと1時間早く起きたかった。
夏のこの時期は、寝汗によってくたくたになったシャツを脱ぎ捨てることから始まる。
シャツの首周りが伸びないように多少は気にしつつ。
でも湿ったシャツは伸びやすいから余り意味がないのだ。
昼過ぎには、現地に入らなくては。
そう思いながら、巨大紙芝居的タイトルボードを墨で書く。
これは、曲のタイトルと、アバウトな画と、これまたアバウトな曲の説明書きが書いてある。
これで子供達のココロをわしづかみ大作戦といったところ。
3年前に、ひょんなことから始まった、地元の学童保育でのライブ。決まって夏の終わりに行われていて、だから今年は3回目にあたる。
こんにちはーって今年も沢山来てくれましたね。
ではさっそくやってこう。っとスタートはいいんだが。。。
子供の集中力はうまくやらないとそうももたない。
でもまあなんとかなったと思う!!たのしんでもらえたハズ。
3年前に彼らに歌を作った。
ほんとに単純に「ともだちのうた」という歌。
出だしから、友達を百人作ろうっていう。
できるかなっではなくて、作ろうみたいな。
これを、その場でみんなと一緒に歌って、ライブレコーディングして、すぐCDにしてプレゼントすることでこの歌会は終えた。
みんなすんごい上手で、関心してしまったのは言うまでもなく。。練習してくれてたんだね。
音録り用のマイクをほとんど子供の方に向けて正解だった。
自分の声は少し混ざるだけでいいのだ。
しかし子供って難しい。将来自分にベイビーができたとして、
果たしてうまく育てられるのかな。(笑
変なところが似たらやだな。
たぶんこれを読んでる人は、それは無理だって今あたまの中で言ったに違いない。(苦笑
夜はストリートに向かった。夏も終わりのストリート。
大量の謎人間8月バージョンを持って。
8時頃がアバウトすぎて申し訳なく思いながら。
学童からのもどりが遅くなって、色々準備をしてたら
松本汗が大量噴射で、地元落合公園の噴水の如く激しいことしきり。出かけにとったタオル。どんだけ分厚いの持ってきたんだろう。だけど調度いい。
謎人間は地味に人気あるのかな。
あの気持ち悪いストラップは8月はくねり具合いが気に入った幽霊となって現われたわけなんだけど。
ああでも以前より上手になったのは間違いない。
そりゃあ毎週作っていればうまくもなるか。
でも地味に手間がかかる上、そればっかやってるわけにはいかないから、なかなか手に出来なかったらごめんなさい。
できるだけ多く作るようにはしてるんだけどね。
来月は何色にしよう。9月って学際とか体育祭とかの
イメージ。高校のときそうだったからだな。
最近の名駅は綺麗になったから、雰囲気が悪くて気に入っている。だから今日は歌に関して気合いを入れていた。
もっと沢山立ち止まらないかと。
結果嬉しいことにCDも結構でた上、気持ちよく歌えて良かったけれど、もっとがっつりいきたい。
最近前よりもうんと欲張りで。
これを曲つくりパワーに変換して9月は新曲を沢山披露できたらいい。
今日初めて会えた人も、いつも来てくれてるみなさんも
かなり感謝。またどこかで会いましょう!

8月26日 昼から夜にかけて
夏の終わりにさしかかったある日、突如決定したTREASURE05Xの
サブステージへの出演。
かなり大きなイベント出演に胸を躍らせつつ、リニモを降りて現地につくと、すでにこめかみの上あたりからは大量の汗を噴射していた。
(後にさらに脅威の汗噴射をすることなど、知るよしもなく。。。)
おはようございまーす。
現地スタッフさんに挨拶してから、頂いたパスをとりあえずべたべたの手で握って控えテントに入る。
あぁなるほど。雨よけなんだ。
真横に位置するステージの上には、透明なテントがある。
そこから、一番高い所まで昇り切った太陽が、ぎらつきながら光線を容赦なく注いでいた。
ステージは無論黒。置いといたら卵焼けるんではないでしょうか。ハハッ。
そういえば万博記念公園、モリコロパークに来たのは、初めてだった。
万博のファイナルでインディーズアーティストのみなさんと
ステージに立った日以来。
あぁ万博良かったなぁ。って思うのもつかの間、ほとんど壊されてしまったんだね。でも記念公園として施設も残ってて嬉しいですね。そのうち遊びに来てみたい。
それはさておき、このTREASURE05X!promised land メインステージの出演者はこれまた豪華で。
DEPAPEPE、堂島孝平、馬場俊英、スムルース、GANGA ZUNBA、
押尾コータロー、風味堂、と見ての通りの豪華さ。
ちなみに、スワンリバーデージーは、DEPAPEPEのライブ終了後、5分後にフードコート内にあるサブステージにてライブスタート!!
リハ中もさりげなく何度も宣伝させて頂いてたので、ほんと沢山集まって頂きまして!何百人いたんだろ。って単純にみなさん飲み物とか食べ物買いに来てたってのもあるんだよね。
まあきっかけは何でもよしとして!
今回は、ここは一つと思って、サポートに7月末からかなりお世話になりましたバイオリニストの安保さんを迎えさせて頂いて(めっちゃ頼んで)二人編成で出演。
音の組み合わせも珍しい編成だから、目立つと思って作戦といったところ。
しかしライブ中、目立っていたのは他でもない、自分のコメカミから噴射されていた汗だろう。ブシャー!!
MC中、顔面からじりじり音が出るくらいステージは暑かった。
しっかしステージ前の黒いベンチまで来て座って観てくれた方々ほんと嬉しいんですけど、正直オシリ焦げたんではないかとちょっと気になってしまった!
今回は4曲やらせていただきまして。。初めて観たうえにMCが
早口で何言ってたか、わかんなかった方もいると思いますので
曲名を書きますと、
1.波間
2.鈴虫が鳴いた夜
3.ブルーバックシーン
4.夜明けの鍵
でした。 3は夏の新曲だと言って最近よくやってる曲です。
ってもう夏終わってしまうけど。
ほんとみなさんかなりじっくり聴いていただきまして。。
そして拍手多っ!感激。ほんと熱さもすっかり忘れて、ひたすら集中して歌ってた。
ほんとありがとうございます。
あぁほんと前日のカフェから、連日で人前で思いっきり歌えて
嬉し過ぎる。
ほんと観てくれた多くの方に感謝してるんですよね。
しっかしもっといいもの見せられるようになりたいんだよ。
ほんとに!
自分のステージのあとは、もうひたすらにメインステージを観に行ってて。でかい野外ステージには死ぬほど憧れていて。
いつか必ず出たいんだよね。
そういう想いをより高ぶらせてもらった一日。
ライブは前編通してもう説明不要の満足度でした。
しかし押尾コータローさんの指の動きは、前から3列目の正面で見ても謎だらけだった。
あとTHE Boomの宮沢和文さん率いるGANGA ZUNBAは超大所帯で
ものすんごいグルーブで腰をみんな勝手にフリフリすごかったな。もちろん自分も。昔THE Boomのライブ観たこともあって、今回かなりひそかに楽しみしてた。
ほんと顔面焼けてしまったけど、すごくいい一日だった。
話だすと最近は長くなるからこれくらいで。
明日は地元の学童保育に、子供達にとって恐らく楽しいライブをお届けに行ってきます。今年で3年目で。果たして喜んでもらえるだろうか。。1年生から6年生の元気なぴょんぴょん宇宙人たち待ってろよ。
その後は8時頃から名駅にてストリートライブ。みなさん薄めたポッカリ持参でカモン!


8月11日 朝→昼→夜
セミは4時くらいから鳴きだしていたのだ。
最近は、夜は創作モードで、がーっとやっていると明けてきて鳥が鳴きだすのが常だが、最近は鳥よりセミが早い。
雨戸は締め切っているはずなのに、小さな線のような隙間が、オレンジ色に光って見えた。
外に少し出てみると、太陽の力をあからさまに感じると同時に、今日一日が、脅威の暑さで地上を包むのを容易に想像させる朝日。思わず近くの堤防まで、折りたたみのチャリをこいで、階段を昇って見てみた。
なんと不思議な光かたしてるんだこれは。
夏の朝陽ってこんなだっけ。
そして、こんなに散歩してる人が多かったんだと改めて関心。
その後少し寝て暑苦しくて起きた。今日はひざびさスパガーラ、もう声出し兼ねて、いろいろ歌っていた。エアコンかけてないから、気持ち悪いくらい汗をかく。ほんと気持ち悪いくらい。
よくスーパーに売ってる造花で、水滴を再現しているタイプがあるが、あんな感じの玉が腕やら身体やら、首やらをびっしり包んでいるといった感じか。
恐らく読んでいる人は、自分の想像力にうんざりしてるに違いない。
ちなみに、人によく例えがイマイチとよく言われますが、今回もイマイチかもしてない。
スパガーラに到着すると、ロビーからまっすぐの階段踊り場にて組まれた特設ステージへと向かう。
リハで、椅子をセットすると、なるほど男湯ののれんの真正面ですね。これはデンジャラス。
こんなシュチュエーションはそうそうない。裸(ら)。
そして、これは9月6日のメーテレ、ストリートファイターズフの番組で一部放送されるというわけなのです。(お客さん側からは見えない。)
このハプニング発生率100パーセントの状況で、どれだけ集中できるか。すごい企画だぜメーテレさん!
しかし僕には夏の脳みそ沸騰を抑える秘密兵器があるのだ。
そう、そうそれは、ポッカリスエット。
新陳代謝が異常に良いのはみなさんのご存知のとおり。
しかし、夏はミネラルが足りなくなるから血が濃くなって、
身体も脳も鈍るのだそうだ。
ちなみにポッカリは少し薄めて、飲みまくる。
最近飲み物をこれに変えてから調子がいいことは実証済み。 じゃっかん薄めるとひじょうに飲み易いのでオススメ。あのままだと歌う時は喉にひっかかるから危険。
全然関係ないけど、歌う前に食べると危険な食べ物。
1位 kッピーラムネ。
2位 アーモンド&ナッツ入りチョコ
3位 唐辛子、塩がつよい何か。
すべて口に含めば、100パーセントの確立でむせます!
ちなみに歌う前に牛乳を飲むと、声のピッチが若干自然と高くなり変な感じがします。
どうでもいいランキングでした。
本番は、ちょっとトラブルはあれど、雰囲気よくできたのでは
ないかと思ってはいるんですけど、いかがなものだったんだろう。また機会があれば是非出演したい場所ですね。
微妙にアピールしつつ。
ちなみに僕は風呂の方は入ったことないんですよね。
いつか帰り際入ってみたい。そしてみなさんのように、腕につけた不思議なベルトをピッっとやって、自販機のジュースを
買ってみたいものです。
ほんとに来て頂いたかた、見ていただいた方に感謝したいです。
ちなみに帰りはとある川の堤防で、作ってる曲の続きを触っていた。そしたら、ものすごく綺麗なオレンジの雲を見た。
そうだ、今朝は朝陽をみたんだ。
そして今日という日のエンドロールのように、もったいぶることなく沈み行く夕陽をみた。

8月6日 曇 夜
8月の隠しだま。両手にバタフライ作戦。
久しぶりのハートランドでのライブということで、前々からこっそり、いや、わりとあからさまに準備していたアコギ、バイオリン、ピアノという編成。自分的には、新しい発見を結構してて、ライブが楽しみだったのだ。
この一週間は川、東京、海、ショッピングモール(静岡)、金山とまライブしてきたわけなんだけど、どうゆうわけか、
日記に全然とりかかれなかった。(これは反省気味)
東京の帰りのバスでこつこつ書くつもりが、強力なエアコンと不覚のバス酔いに撃沈。 写真も随分撮ってあった。。。
まあそれは思い出すかのように、フラッシュバックな日記に書くとして。
さて今回のスペシャルサポートはなんと女性二人であった。
(Viの安保さんとPiに石原さん)たぶん客席からみたら、
すごい変わった光景に見えるに違いない。
だって常にステージで汗を噴射してきた松本のイメージとは
正反対に両サイドはクールで華麗なわけで。(笑
だからせめて服をクールにしてみたのだった。
ネクタイのついた白い服。
軽いイメチェン。
本番のセットリストは5曲+α
1、初花
2、ランタン
3、夜明けの鍵
4、花言葉
5、波間
U、ブルー
とこういった感じで、花言葉に関しては、maのあやさんに参加いただいて、超美しいコーラスを入れてもらって感無量!maは新しい音源を先行リリースでますます勢いづいてましたね。
(気になる方は是非音源ゲットしてみて下さいね!)
ランタンに関しては、ピアノが入ったアレンジは随分前からイメージがあって、どうしてもやってみたかったんだよね。
あとアコースティックとはいえ、とかくポップな要素もロックな要素も混ぜてみたかったんですよねー。
そうそうできない編成なので、たくさんHLに集まってもらえて、ほんとうれしかったです。
毎回お客さんのみなさんにはほんと感謝していて。
だから、せめて前売りゲットしてくれた方には何かしら特典を
あげたいなと。
そして、ササササーと作ったのが今回の特典のポストカード
なわけです。なかなか夏っぽくていい。われながら。
そしてアンケートを書いてくれたかたには、さらにどうしようもない暑中見舞いをお送りするという夏のスペシャル企画。
どんな模様が来るかお楽しみに。
しっかしね、今回良かったなと思うのは、歌にかなり集中できたこと。
閉鎖的なライブハウスという空間は、野外やオープンスペースとは全然違って、オーディエンスは常にステージに集中しているわけで。
そしてステージにいる自分はその空間を自由に作り上げられるという立場を与えられながら、そのあまりにも自由度の高い空気という造形物質は、自分達次第でそこにしかない世界になったり、ただただ重い空間になったりする。
少なくとも自分は前者の空間を歌いながら泳いだ。
泳ぎながら歌った。
滑らかなバタフライとまではいかなかったのだけど、僕は力強いドルフィンキックをしたつもり。
その波打つ空気が少しでもみなさん聴き手の心を揺らせていた
なら、それでかなり心地よい息を吸って、次のコースを泳ぐことができそうです。
ほんとにライブ観に来て頂いてありがとうございます。



